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MRMC(医学研究改革委員会/米国)による
Q8
動物自身も動物研究の恩恵を受けているのではないでしょうか。
A8
獣医学の研究のうちで実際に動物を助けることを目的としたものは、ごく一部でしかありません。ほとんどは経済的な動機づけによる研究です。例えば、家畜が生存できてなおかつ“生産的”でいられるには最低限どれだけのスペース、寝わら、飼料の質が必要であるかを判断したり、家畜がおかれている過密でストレスにみちた“工場畜産”が引き起こす病気の治療法を見つけようとしたりすることです。しかしそのような研究は一般的に、動物の福祉を向上させるためのものではありません。
動物実験Q&A
動物実験Q&A AVA-netによるQ&A 日本生理学会の見解 に対する意見