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 HOME > 海外ニュース > UCSF動物福祉法違反で和解金9万2500ドルを支払う   
 

海外ニュース

【アメリカ】
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)、動物福祉法違反で和解金9万2500ドル(約1千万円)を支払う

San Francisco Chronicle 2005年9月28日

AVA-net 海外 ニュース  No.115  2005.11-12
 翻訳:宮路正子


 カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)、農務省から動物福祉法違反(実験動物飼養のケース)で提訴され、和解金9万2500ドル(約1千万円)を支払う。

 米農務省(USDA) がUCSFを提訴していた動物福祉法違反−実験動物飼養のケース−で、UCSF側が民事罰として9万2500を支払うことで、USDA和解することになった。

 和解には、動物福祉法に則って飼養状況を改善することを記した合意書が含まれるが、これは、UCSF側が違反行為についての非を認めるものではない、と大学の広報担当者は述べた。

 USDAは2004年8月に61に及ぶ違反で大学に対する訴状を提出したが、その内容は、動物用ケージを清潔に保っていないことや手術中・手術後の実験動物の不適切な取り扱いなどが含まれていた。

 この訴えに関するヒアリングは10月4日に予定されていたが、動物保護団体“In Defense of Animals”の代表カッツ獣医師は、大学側が和解によって非を認める必要がなく、また、公けの場で違反の証拠を晒されたくなかったのだろうと、和解が成立したことに遺憾の意を表した。

San Francisco Chronicle

http://sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2005/09/28/
BAGGLEUUHG1.DTL&hw=UCSF&sn=001&sc=1000

 

 

 

AVA-net No109 2004.11−12月号に関連記事:
農務省が カリフォルニア大学サンフランシスコ校を動物虐待で訴える


アメリカの動物福祉法は、ALIVE資料集にて翻訳をお読みいただけます。

  ALIVE資料集No.9 
    海外の動物保護法 No.3
   「アメリカ動物福祉法」

 
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