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 HOME > 海外ニュース > 2002年の統計で動物実験数が急増  
 

海外ニュース

【イギリス】
2002年の統計で動物実験数が急増

AVA-net News No.103 (2003.11-12)
翻訳:ベル

化粧品の動物実験を廃止したイギリスでは、家庭用品や食品添加物など化学物質の毒性試験や遺伝子組み替え生物の実験などが急増しているとのことです。ちなみに、イギリスでは法律によって、動物実験は許可制であり、実験の目的、使用する動物の種類、数、実験施設名、実験者などの統計が、政府によって公表されています。


 イギリス内務省の発表によれば、2002年の動物実験の数は1994年以来、過去最高を記録した。動物実験全体の数は前年比4%の増加。実験動物の数も3.4%の増加を見た。

 以下、具体的な数字を挙げると、(全て2001年比)

  • 遺伝子組み換え動物の実験の数は13%の増加(1990年以来1371%の増加)、
  • 家庭用品のための実験は75%増加、
  • 食品添加物のための実験は51%の増加、
  • 農業用毒性実験は41%の増加、
  • 肉体的外傷を引き起こす技術での使用(基礎的なバイオ研究など)は81%の増加
  • 麻酔薬なしでの実験が5%、

それぞれ増加している。

 このショッキングな増加は我が国 (イギリス)の政府による動物実験への取り組みが完全に失敗していることの反映である。約300万の動物たちがイギリスの実験施設で死に至る苦痛をこうむっている。一般社会では動物実験が倫理的にあるいは科学的に正当なものであるかどうかについて論議 が行われているが、政府は依然としてこの件に関して変化を生じさせる予定を持っていな い。政府は動物実験に関してポリシー・バキューム(政策的な真空状態)に陥り、実験動物の死亡数が上昇し続けているのである。

 また、毎年発表されている内務省の統計は実情をそのまま映しているわけではなく、この問題に関心を寄せる人々を真実から遠ざけている。統計が発表された日、BUAVでは内務省に宛て真実の統計を発表するように手紙で申し入れた。実験用に繁殖された数百万の動物が「必要以 上の余剰動物」あるいは「規格外製品」として統計から除外されているからである。こうした動物 たちは血液、細胞組織、臓器採取のために殺される。統計の背後に隠されたこうした動物の数を 加えれば、統計上の数字は一気に数百万は増加し、イギリスの一般社会は真実の数の大きさに衝撃をおぼえるだろう。

BUAV 2003年秋号

 

 

 
 
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