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  HOME > アピール > 野生ニホンザルの実験使用に反対する  
 

アピール

AVA-net 87号:巻頭言

野生ニホンザルの実験使用に反対する

 ニホンザルは、世界でも最北端に生息する日本固有の稀少な霊長類です。それにもかかわらず、毎年1万頭にも及ぶ野生のニホンザルが「有害駆除」の名の元に捕獲され、その一部が動物実験に提供されています。このまま、有効な保護管理対策がとられなければ、各地で地域個体群が絶滅するおそれがあります。

1.サルの捕獲の問題

野生ニホンザルの有害駆除は、銃、罠、捕獲箱などによって行われます。銃による射殺の場合は、高度な狩猟技術を要し、手負いのまま逃がすこともしばしばです。また、有害駆除は年中許可されるので、山野での発砲が、住民の安全を脅かすこともしばしばです。また、檻の中に餌を入れておびき寄せ一つの群を全頭捕獲する方法によって、地域個体群が全滅するおそれが高くなっています。

2.残虐は殺害方法 

長野県が1998年12月28日付で出した「ニホンザルの有害鳥獣駆除に当たっての注意事項」という通知によると、「銃器を使用して有害鳥獣駆除を行う場合は、苦痛を与えることのないように、有効射程距離を常に念頭におき、半矢にしない(手追いにしない)こと等に努めること、また、むやみに棒で殴ったり、刃物で刺したりすること、溺れさせること、餌を与えずに放置すること及びくくりわなに掛かったまま放置しておくこなどの苦痛を与える方法によらないように努めること」と記載されています。このような残虐な殺害は、動物愛護法にも違反しています。

3.野生ニホンザルの動物実験

大分市高崎山のような野猿公園では、サルに餌付けをして故意に人間に接近させ、農作物の味を覚えさせ、かつ、そのようなサルを拡散させる役割を果たしています。さらにはサルの数を増大させ、近隣に農作物被害を発生させるなどさまざまな問題を引き起こしてきました。しかし、ここでも、増えすぎたり農作物被害が起これば、実験用に回して処分すればよいという「はけ口」が前提にあったため、根本的な対策が論じられることもありませんでした。

 また、それをいいことに、実験者側もサルを要求し続け、野生霊長類を実験に使用することの過ちを真剣に反省することさえなかったのです。

 野生霊長類の実験使用は国内外から大きな批判を受け、かつ人畜共通の感染症のおそれもあります。EUでは野生霊長類の動物実験使用は禁止しており、野生ニホンザルを使った実験は国際的に評価を受けません。ちなみに、1997年に文部省学術国際局が実験用サルのBウイルス(人の致死率30%)の調査を行った際、ニホンザルの感染率は34%であり、かつ研究機関の8%が自治体からサルを入手しているとしています。

サルの実験使用の増大

実験動物協会(販売会社)と実験動物学会によるアンケート調査による
実験動物協会調査
販売数/1991
販売数/1995
 
1,998
1,951
 
実験動物学会調査 使用数/1990 使用数/1995 使用数/1998
6,849
5,922
9,037


4.実態の把握と事後調査の必要性

野生のニホンザルが住むことのできる森を再生し、再び彼らに山に帰ってもらうように、できる限りの対策をとる必要があります。国内外の世論は、絶滅に瀕する種の保護と生物多様性の保全を支持しています。そのために、人手と費用をかけることが、21世紀の課題ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 
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