私達、長野県で活動している犬猫ボランティア「ハッピーテイル」と、すべての犬を助ける子どもボランティア「WARM」は、おおむね以下の内容で署名活動を開始しました。
● 生きたままでの、管理所への犬猫の運搬をやめること(苦痛が大きく、事故も起こっている)
● あらゆる手段をつくしても、この犬猫の命を絶つしかないと判断された場合、二酸化炭素を用いず、飼い主が保定した上で麻酔薬を用いて、安楽死をさせる。
● 犬がいなくなった場合、即届出をしないと罰せられる・・・等。
二酸化炭素を用いた処分は行なうべきでないというのは管理所に通いはじめてからの要望ではありましたが、ガス代が1ヵ月4,800円程度という安価さから、このドリームボックス(ガス室のこと)が老朽化して壊れるまで無理だろうという気持ちでした。
しかしAVA-net Newsで、新潟県では今年度より54頭以上を約100万円の薬代で安楽死するということを聞き、又、トラックでの管理所への運搬に年間1,000万円かかっているということも合わせて、車座集会で内容を知事に直接伝えました。その週のうちに県の担当者が知事に直接管理所に来て、時代の流れもあることだし新潟県の薬の組み合わせには検討の余地はあるが、検討しながらおいおいに・・・ということでした。もちろん私達の要望はこれからも続きます。
それにしても、県の動物愛護センター「ハローアニマル」は年間予算2億円です。愛護事業にお金をかけるのは結構ですが、その前にすることがあるのではないか、というのが私の気持ちです。「ハローアニマル」設立にあたっては億の有名識者が計画に加わりました。その有名識者の誰も、「ハローアニマル」に巨額の予算が組まれることは、見捨てられるその他大勢の犬猫を犠牲にすることと思わなかったのでしょうか?
私は、行政による殺処分が「安楽死」であって初めて、冷静な保護活動ができるのだと思います。私達ハッピーテイルのスタッフ達をはじめ、多くの人が個人的能力を超えて保護をしています。その一因には、決して恵まれた生活をしていたとは思えない犬猫達がさらなる苦痛の中で生命を奪われることに耐えられないという気持ちも働いています。ぜひ、私達の署名活動にご協力をお願い致します。
署名にご協力いただける方は、ご連絡ください。
署名は終了しました。ご協力ありがとうございました!