[福島]
福島県動物行政の改善を求める署名
署名は締め切りました。ご協力ありがとうございました。
福島県動物行政の改善を求める署名にご協力いただきました皆様に、
この場をお借りしてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
署名は福島県内4,218名、県外2,544名となりました。
北海道から沖縄まで、全国各地から予想をはるかに超えて
多くの方々の善意が寄せられました。
心より感謝申し上げます。
今後は行政の方々とできる限り話し合いを重ね、
少しずつでも成果に結びつけていきたいと考えています。
今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
2004年5月 ALIVE福島
福島県では年間9000匹以上もの犬猫が行政によって殺処分されています。(ALIVE調査、平成13年度)これに加えて山村では当たり前のように子犬子猫を川に流し山に埋め、あるいは遺棄したりという古い慣習があり、その数を加えるとおびただしい犬猫が処分されていることになります。
行政による一般譲渡は同年の調査でわずか140頭のみであり、犬猫に生存の機会を与える努力が充分なされているとは言えません。
まずは不妊去勢を徹底してアピールし、併せて助成を行なうなど他県がすでに行なっている取り組みを積極的に取り入れるよう働きかけていきたいと思います。
皆様のご協力をお願い申し上げます。
福島県動物行政の改善を求める署名
福島県知事 佐藤栄佐久様
現在、県では各抑留所において多額の税金を使って犬、猫の殺処分を行なっていますが、単に殺処分をしているだけでは問題の解決は望めません。動物行政の改善として下記事項を要望します。
(1)犬、猫の引き取り有料化
「犬、猫は行政が無料で引き取り安楽死させる」といった安易な認識が殺処分を助長している点は否めません。仮に1頭につき5000円の引き取り料金を徴収すれば犬、猫の持ち込みは激減するでしょう。殺処分を削減する有効なてだてとして引き取り有料化を求めます。
(2)不妊・去勢手術の推進と助成
犬、猫の遺棄が刑法に触れる犯罪である限り飼い主のモラルに任せるばかりでは不充分です。行政として不妊去勢手術の助成をし、繁殖の制限を図ることを求めます。
(3)多頭飼育の届出義務
一家庭の飼育頭数は、例えば犬10頭まで、猫15頭まで、それ以上は業者として届出義務を負わせることを求めます。
(4)遺棄・虐待の防止アピール
引き取り有料化に踏み切れば殺処分の持ち込みは削減できますが、逆に遺棄の増加は必然です。遺棄・虐待は犯罪であり、罰金が課される事を県民に周知徹底させることを求めます。
(5)「安楽死」用語の廃止
県が作成した啓発チラシなどには依然として「安楽死」という用語が使われています。「安楽死」ではなく「殺処分」に切り替えるよう求めます。
(6)麻酔薬による殺処分への変更
新潟県がすでに二酸化炭素による窒息死を廃止し麻酔薬による薬殺に変更しています。福島県でも同様の処置をすることを求めます。
(7)動物取扱業者を許可制に
動物取扱業者は許可制とし、劣悪飼育の業者は営業を認めないよう規制することを求めます。