動物実験廃止・
全国ネットワーク
(AVA-net)
★まず知ることから★
■さまざまな分野で動物実験が
私たちの生活の中には、何万、何千種という化学物質が氾濫しています。さらに毎年、未知の化学物質が開発され、その<毒性=安全性>を調べるために、おびただしい動物実験が行われています。けれども、いくら動物実験をしても、複合汚染によるアレルギーや化学物質反応症に対処できません。環境ホルモンなどの微量成分の影響も動物実験では検出できません。もういちど、原点に立ち帰り、これほど大量の化学物質を製造し、使用し、環境に放出してもよいのかどうか、考えてみる必要があるのではないでしょうか。
私たちの身の回りに…
★防カビ剤、除菌剤
カビも菌も生物の一種。
それを殺す物質は、強い毒性があり、人間にも環境にも有害です。
実験したから安全だというものではありません。
★化粧品、洗剤
新しい化粧品、シャンプー、洗剤の開発のために、たくさんの動物が実験台に。
自然で安全な成分を使用すれば、動物実験は不要です。
★たばこ、アルコール
タバコやアルコールの中毒作用を調べるためにも、身代わりの動物実験。
サルが中毒になることがわかっても、人間の対策には無関係です。
薬物の研究のため…
★ 製薬会社
常に新薬を開発しないと製薬会社は儲からないため、過剰に新薬を作りすぎ、そのために大量の動物が空しく犠牲にされてしまいます。
★医科学研究
論文発表やデータを取るためだけに行われる動物実験。
しかし、そのデータが私たちの健康や医療に直接役立つことはほとんどありません。
遺伝子・生命操作
動物の体に異種の遺伝子を組み込み、自然界には存在しない動物を作り出す。医学の名のもとに行われる生命への冒涜。その結果は、また、すべて人間にはねかえってきます。
★先端科学で
脳研究のために国は何兆円という予算を付け、研究者たちはサルや猫の頭に電極を差し込んでいます。いずれは人間の心をコントロールするために…。
★学校の授業で
学校での単なる知識の習得のために、行われるカエルやフナの生体解剖。プラスチックのモデルやコンピュータグラフィックによる代替法に代えることができます。